2010年03月26日

現存最古「慶祝の舞」鮮やか 京都・平等院(産経新聞)

 世界遺産・平等院(京都府宇治市)の鳳凰(ほうおう)堂にある国宝の「仏後壁」に描かれた平安時代の障壁画にある舞楽の演目が、慶祝の行事で演じられる「延喜楽(えんぎらく)」だったことが近赤外線画像撮影による調査でわかり、平等院が24日発表した。平等院によると、平安時代中後期の舞楽の動きが、演目を特定できるほど詳細に確認されたのは初めてという。

 仏後壁は平安時代中期(11世紀中ごろ)の作品と推定され、幅約3・7メートル、高さ約3・4メートル。計11枚で構成。左から4枚目に、舞楽が描かれた絵としては、現存する最古の例とみられる描写があり、襲装束(かさねしょうぞく)、鳥兜(とりかぶと)などをまとった4人の舞人が縦約20センチ、横約40センチ四方に描かれていた。しかし、色あせ剥落(はくらく)した部分もあった。

 近赤外線画像は、本堂の平成の大修理に伴う調査で撮影。舞人が右足を踏み込んでいたり、両手を広げて腕を上下に揺らしたりするしぐさが、下絵線などで浮かび上がり昨年11月、専門家らの調査で延喜楽の一場面であることが判明した。

 延喜楽は平安時代前期の官人で「楽道長」とも称された藤原一族の藤原忠房が作曲。絵に描かれた動作は、現代でも忠実に受け継がれているという。

 仏教大学宗教文化ミュージアムの斉藤利彦ポストドクター(日本芸能史)は「平安時代の舞楽の所作を知ることができ感銘を受けた。舞楽研究や古代芸能史を大きく進展させると考えられる」と話している。

【関連記事】
夏目漱石の未公開書簡公開 京都・平等院で初展示
極楽往生願い、拝む女性鮮やかに 平等院、国宝「日想観」復元図を公開
世界遺産・平等院でライトアップ 京都・宇治
海龍王寺・五重小塔に希少な朱顔料 天平創建期は色鮮やか?
「一遍聖絵」巻第七の精巧模写は「引き写し」の技法
あれから、15年 地下鉄サリン事件

室内に血痕なし=切断遺体の女性会社員宅−福岡県警(時事通信)
公・共の賛成ありがたい=子ども手当法案の衆院通過−鳩山首相(時事通信)
伊丹廃港決議案提出へ 大阪府議会 自民・公明両会派が合意(産経新聞)
<国交省>ブレーキ優先、義務化を検討(毎日新聞)
湘南など海水浴場禁煙条例、午後成立へ(読売新聞)
posted by イガワ タイラ at 10:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。